レポート|セネガル出身ディウフさんのお話

7/17、瀬谷区社会福祉協議会主催で、「多文化理解勉強会」が開催されました。開催にはカムオン・シェシェも協力させていただきました。

 

タウンニュース瀬谷・旭区版にも講座の様子が掲載されています。

https://www.townnews.co.jp/0105/2025/08/05/797059.html

 

講師にお招きしたのは、セネガル出身のディウフさん。

 

ディウフさんのお話の前に、少しだけ瀬谷区の外国人人口や、外国人支援の現状などをお話する時間をいただきました。(⇒リンク

 

アフリカ大陸には54の国があり、その中の一つがセネガル共和国。

面積は日本の半分くらいで、人口は東京都と同じくらい。

95%がイスラム教徒で、ディウフさんもムスリムです。

また、6つ以上の民族から成り立ち、かつてフランス領であったことから、公用語はフランス語、日常生活ではウォロフ語が広く使われているそうです。

 

セネガルと日本の共通点として、おもてなしやおすそ分け、先輩後輩という価値観・習慣が似ていることを上げられました。心の温かさも同じだけれども、日本人はシャイなところがあるので表し方が少し違うだけ、とお話されたのが印象的でした。

 

また、イスラム教についても、とても分かりやすくお話してくれました。

イスラム教は、世界三大宗教にも数えられています。一日に5回メッカ(サウジアラビア)に向かって礼拝をすることや、ラマダン(断食)、そして女性のヒジャブ(布で顔などを覆う)などが特徴的で、日本人にはなじみがないので一見近寄りがたいイメージがあるのが正直なところ。でもディウフさんによれば、その信仰の本質は、心理的、精神的、肉体的に安定して自制する心を持つこと、それによって環境や社会平和を保つこと。

過激派テロのニュースなどを見聞きすると誤解しがちですが、イスラームは戒律を守ることで、平和と赦しを大切にする信仰とのことで、このお話を地域(主に瀬谷)のみなさんに聞いていただけて本当に良かったと思いました。最近、細谷戸団地のそばには、ハラルショップ(ムスリムの方のための食材店)もでき、ムスリムの方が増えている印象があるからです。

 

また、ご自身の日本での経験から「あいさつ」が大事とお話されました。あいさつをしているのに無視をされてしまうなど、孤独を感じていた時期もあったと伺い、恥ずかしいような申し訳ないような気持になりました。

多文化共生に限らず、地域のつながりづくりには、「あいさつ」から始めてみるのも一つの方法だと改めて思いました。

 

国籍や人種、宗教や文化が違っても、お互いが違いを認めあうことで、共にたすけあい生きること。言葉でいうのは簡単ですが、行動しないと意味がありません。地域住民として、支援者として、日々心掛けていきたいと思いました。

 

ディウフさんのお話を、今、この日本でうかがえて、本当に良かったと思いました。

ディウフさん、ありがとうございました。

そして、この勉強会を一緒に企画してくださった瀬谷区社会福祉協議会さん、ありがとうございました。